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本日、埼玉県上尾市の私立幼稚園にて、
約40名のお母様方にアンガーマネジメントをお伝えしました。

24時間、"ママ"をやっているお母さん。
疲れと、不安と、責任感で、心のコップは今にもあふれそうです。

自分の心の状態を知ること。
心のコップに入っている感情は?
そこに、多くの時間を割きました。

とっさの怒りを鎮めるテクニックは、その後です。
指で手のひらに怒ったことを書く。
これは、なかなか好評でした。
お母さんたちの笑顔が、とても嬉しかった。

怒りは感じても良いのです。
怒ることは悪いことではありません。

校庭からは、子どもたちの声。
子どもは、ママの笑顔が大好きです。

母も子も父も。みんな笑顔になりますように。

最後に、幼稚園関係者のみなさま、
講演の機会をいただきまして、ありがとうございました。

今日も、プラザノース(さいたま市北区)にてアンガーマネジメント入門講座。明るくて静かなこのセミナールームがお気に入りなのですが、なんと、この日、隣のセミナールームから母子の明るい歌声と大音量の音楽が。

利用規約には音楽禁止の記載があります。そう、ルール違反です。正義感に突き動かされそうになりました。が、6秒待って、「べき」について考えました。

私には「ルールは守るべき」という「べき」がありますが、隣のセミナールームの主催者にはないのかもしれない。あるいは、規約を守ることよりも、たくさんのママやベビーの笑顔を優先するべき、と考えたのかもしれない。

そして、私が望む事は何か?と考えました。私が望むこと。それは、ルールを守ってもらうことではなく、アンガーマネジメントを学びにいらしている方たちが静かに自分と向き合えるようになる空間を提供すること。それこそが、私の望みです。

思考が整理できたところで、隣のお部屋に行き、もう少しボリュームを下げてほしいとリクエストしました。その結果、許容できるレベルになりました。

それにしても、アンガーマネジメント入門講座で、講師がリアルタイムでアンガーマネジメントを実践することになるとは。色々なことがあるものですね。

愚痴は、やはり、あまり良くありません。怒りを定着させてしまうから。

しかも、時間の経過と共に怒りは強くなります。思い出し怒りは記憶を自分に都合の良い方へと上書きしてしまうのです。たとえば、「私にもちょっと悪いところがあったかもしれないけど」が「私にはまったく落ち度がなかったのに」といったように。その結果、怒りはさらに強くなります。

でも、どうしても言わずにはいられない。誰かにこの気持ちを聞いてほしい。そんな時は「5分だけ」と時間を区切るようにし、5分できっぱり終わらせるようにします。

アンガーマネジメントを始めた方に多く見られるのが、怒ってしまった自分を責める、というケース。「アンガーマネジメントを勉強したのにまた怒ってしまった。私ってなんてダメなの」と思い、そんな自分にイライラしてしまうようです。

アンガーマネジメントをする上で大事なことは、怒ってしまった自分を認めて、受け入れること。

私たちの感情には、何一つ、無駄はありません。怒りは、自分を守るために無意識のうちに発生した防衛感情なのです。ですから、怒ってしまったとしても、怒りをうまくコントロールできなくても、自分を責めたりしないでください。焦らず、ゆっくり、怒りの感情と付き合っていけば良いのです。

何よりも大切なことは、続けること。気づけば、以前ならイライラしていたことも気にならなくなります。怒ってしまって、決して自分を責めないで。アンガーマネジメントをゆっくり続けてください。

自分で自分にイライラしてしまうという方にオススメしたいのが、「完璧主義をやめる」です。

完璧主義は、自分でハードルを上げてしまうこと。たとえば、このプロジェクトはどんなミスも許されない、など。それは決して悪いことではないのですが、反面、自分を追い込むことにになります。また、「自分はできる」という思いが強すぎると、できなかった時にイライラしたり、絶望感を持ったりしてしまいます。

そんな方には、「できてあたりまえ」を減らすことをオススメします。つまり、「あれもダメだった」「これも出来ていなかった」「私ってなんでダメなの」から、「あれができた」「これもできた」「私、結構、やるじゃん」に変えるのです。

すると、ミスをしても、自分を責めたり、絶望感を抱いてイライラすることなく、冷静に原因や対策を考えることができるようになります。

できる人は、失敗を引きずらない。ですよね。そういう方、周りにいませんか? 自分で自分にイライラしてしまうという方、まずは完璧主義をやめてみませんか?

怒りは、身を守るための感情(防衛感情)です。
自分の身に危険が迫っていると感じた時、無意識のうちに発生します。

ですから、不安が強い人ほど怒りっぽくなります。
自分を守ろうと防衛感情が働くからです。

最近、イライラするな、怒りっぽくなっているなと感じたら、
自分の不安と向き合ってみてください。

怒りをマネジメントする前に、不安をマネジメントする。
そんな視点をもってみるのも良いですよ。

怒りっぽいのは性格だから変えられない。そう思っていませんか?

確かに、性格は変えられません。ただし、それは「他人の性格」です。自分の性格は、変えられます。そのためのアンガーマネジメントトレーニングが、「プレイロール(理想のキャラクター)」です。

自分が理想とする人を演じる(真似をする)ことで「理想とする人になりきる」というものです。理想とする人は、芸能人やスポーツ選手、憧れの上司、歴史上の人物、アニメーションのキャラクターなど誰でも構いません。その人の発言、仕草、ふるまい、チャンスの活かし方、ピンチの乗り切り方などを徹底的に真似します。真似をすることで、その理想の人物の性格を後天的に獲得します。

私が、アンガーマネジメント的に理想とするのは、サッカーの三浦知良選手。どんな時も前向きにとらえ、ひたすらボールを追いかける姿は、まさに私の憧れです。イラッとしたり、怒りを長く引きずってしまいそうになった時、「カズだったら、ここでパッと気持ちを切り替えるだろうな」と思うだけで顔を上げることができるようになります。

理想の人物になりきる、プレイロール。良かったら、ぜひお試しください。

「この人さえいなければ」「これさえなければ」と思ったことはありませんか?

「この人さえいなければ、こんなにイライラすることもないのに」「これさえなければ、毎日、快適に仕事ができるのに」そんなふうに私たちは、怒りの原因を自分以外の人や出来事に求めてしまいがちです。そして、転職先で、また「これさえなければ」「この人さえいなければ」とイライラする・・・。

アンガーマネジメントでは、まず「自分を変える」ことを目指します。

周りの環境を自分の思い通りに変えようとするのではなく、自分が変わる。
他人を自分の思い通りに変えようとするのではなく、まず、自分が変わる。
その結果、気がつくと心穏やかな自分になっている。

それは、決して、我慢、耐える、諦める、ではありません。自分の心を穏やかに保つセルフマネジメントです。それは、ちょっとした習慣を身に付けることで実現します。

アンガーマネジメントは、自転車やパソコンのように、技術を学び、繰り返し練習することでスキルアップします。アンガーマネジメントは、誰にでも習得できる技術なのです。

アンガーマネジメント、あなたも学んでみませんか?

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(anger・怒り)をマネジメント(management・管理)するための心理教育です。アメリカでは、経営者、医師、弁護士、スポーツ選手、俳優など、怒りをマネジメントできないことが致命的になる職業の人々がアンガーマネジメントを導入しています。

日本でも、企業、病院、学校などでアンガーマネジメント講座が実施されており、受講者数は2012年に年間8,000名、13年は約15,000名、14年は約50,000名、15年は100,000名を突破するなど倍々ゲームの勢いで増加しています。

アンガーマネジメントができるようになると、怒る必要のあることは上手に怒ることができ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになります。また、他人や自分を傷つけたり、物に当たることなく、自分の怒りを上手に表現することができるようになります。

アンガーマネジメント入門講座では、どなたにも、今すぐ取り組めるテクニック、考え方をご紹介しています。